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タイトル 帝国 その世界史的考察(テイコクソノセカイシテキコウサツ)
著者名 クリシャン・クマー/立石 博高/竹下 和亮(クリシャンクマー/タテイシ ヒロタカ/タケシタ カズアキ)
出版社名 岩波書店
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784000240673
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年03月12日頃
販売価格 3,080
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国家の主権が脅かされる世界情勢のなか、帝国論の再検討が進んでいる。本書は、歴史社会学の重鎮による「帝国」論入門の決定版。古典的な陸上帝国、「大航海」時代後の海外帝国、支配・被支配の関係性、「国内植民地化」問題、生き続ける帝国的統治までを射程に入れ、「多民族帝国から国民国家へ」という単線的な歴史像を刷新する。  序 文  謝 辞 第1章 時間と空間のなかの帝国  定義の問題ーー意味のグループ  古代、古典古代、近代の帝国ーー帝国の歴史における二つの分水嶺  第二の分水嶺ーーヨーロッパの帝国主義 第2章 東洋と西洋の帝国の伝統  帝国移動(translatio imperii)--「永遠のローマ」  中華帝国ーー「中心の王国」  中華帝国の成長  イスラームの帝国 第3章 支配者と被支配者  対立と適応  宗主国と植民地ーー陸上帝国と海外帝国における距離の問題  支配者・入植者・先住民 第4章 帝国、ネーション、国民国家  ネーション、国民国家、ナショナリズム  帝国としての国民国家  国民国家としての帝国  帝国から国民国家へーー自然な過程か?  帝国とナショナリズム  国民国家に対立する帝国ーー原理的な差異 第5章 衰退と滅亡  修辞的な装置か?  中国と帝国の終焉  ヨーロッパの陸上帝国の没落  脱植民地化と海外帝国の終焉 第6章 帝国後の帝国  帝国の遺産  陸上帝国の遺産  海外帝国ーーポストコロニアルの条件  宗主国社会における帝国のその後  帝国に未来はあるのか?  「アメリカ帝国」--帝国としてのアメリカ?  訳者あとがき  参考文献  読書案内  索 引






 
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