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タイトル |
列島の東西・南北(レットウノトウザイナンボク) |
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弧状に長く連なり、複雑な地形・環境を内包する日本列島上では、古来多様な社会が形成されてきた。各地域の独自性や王権との関係をめぐって蓄積されてきたこれまでの議論に加え、地域と地域の間の交流や遠隔地の類似性に着目し、自然環境にもいっそうの注意を払いつつ、古代における各地域の有機的なつながりをあぶり出す。
刊行にあたって
〈列島の東西・南北〉を考える……………川尻秋生
東国 ヤマト王権の軍事的基盤……………川尻秋生
中国・四国 海の道……………下向井龍彦
近畿・北陸 日本の基点……………鈴木景二
九州と南島 大陸との窓口……………柴田博子
北海道 北方との窓口……………蓑島栄紀
東北 蝦夷の世界……………三上喜孝
座談会 古代地域史研究の今、そしてこれから
(川尻秋生、下向井龍彦、鈴木景二、柴田博子、蓑島栄紀、三上喜孝、吉川真司)
古代日本要図