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タイトル 大泉黒石(オオイズミコクセキ)
著者名 四方田 犬彦(ヨモタ イヌヒコ)
出版社名 岩波書店
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784000615938
書籍のサイズ 単行本
発売日 2023年04月17日
販売価格 2,750
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「俺は国際的の居候」と嘯く大正時代の作家、大泉黒石。ロシア人を父に持ち、複数語に堪能なコスモポリタンだった。『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で一世を風靡するが、才能を妬まれ、虚言家だと罵られ文壇追放、忘れられた作家となる。国家も民族も飛び越え、人間性の普遍へと向かおうとした異端の文学者が、今、蘇る。 一 虚言の文学者 二 トルストイを訪問した少年 三 二冊のロシア巡礼記 四 黒石、売り出す。 五 『俺の自叙伝』 六 周縁と下層 七 とうとう文壇追放 八 『露西亜文学史』1 九 『露西亜文学史』2 十 老子の肖像1 十一 老子の肖像2 十二 『血と霊』の映画化 十三 差別と告白、そして虚無 十四 幻想都市、長崎 十五 混血と身体の周縁 十六 峡谷への情熱 十七 奇跡の復活『おらんださん』 十八 戦時下の著作 十九 戦後の零落 二十 黒石の文学    あとがき  大泉黒石 年譜






 
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