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タイトル |
遠藤周作短篇集(エンドウシュウサクタンペンシュウ) |
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遠藤周作は、「沈黙」「海と毒薬」等の長編小説で知られる。短篇小説には、追求したテーマ(人間の弱さ、信仰をめぐる葛藤、母、病と死)を、自分の実人生での体験に即しながら、再構成した作品が多い。遠藤文学の根本的動機と核心がある。「イヤな奴」「学生」「指」など、様々なテーマ、文体の作品から15篇を精選。
船を見に行こう
イヤな奴
その前日
私のもの
札の辻
帰 郷
学 生
指
五十歳の男
幼なじみたち
箱
白い風船
母と私
合わない洋服ーー何のために小説を書くか
吉満先生のこと
解説……………山根道公
遠藤周作略年譜