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タイトル |
政治的なものの概念(セイジテキナモノノガイネン) |
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政治的なものの本質を「味方と敵の区別」に見出したカール・シュミット(1888-1985)の代表作。一九三二年版と三三年版を全訳し、各版での修正箇所を示すことで、初出論文である二七年版からの変化をたどれるように編集。さらに六三年版の序文や補遺等も収録した。行き届いた訳文と解説によって、「第三帝国の桂冠法学者」の知的軌跡が浮かび上がる。
凡例
政治的なものの概念(一九三二年版)
1 国家的と政治的/2 政治的なものの基準としての味方と敵の区別/3 敵対関係の現象形態としての戦争/4 政治的統一の形式としての国家、多元主義による疑問視/5 戦争と敵に関する決定/6 世界は政治的統一でなく、政治的多元体である/7 政治理論の人間学的前提/8 倫理と経済の両極による脱政治化/後記
原注
訳注
政治的なものの概念(一九三三年版)
序/1 政治的なものの基準としての味方と敵の区別/2 敵対関係の現象形態としての戦争/3 続/4 政治的統一の形式としての国家、多元主義による疑問視/5 戦争と敵に関する決定/6 続/7 世界は政治的統一でなく、政治的多元体である/8 政治理論の人間学的前提/9 倫理と経済の両極による脱政治化/ 10続
原注
訳注
政治的なものの概念(一九六三年版)
序文
補遺二「戦争概念と敵概念の関係」(一九三八年)
注記
訳者解説
文献一覧
あとがき
人名索引