第四編 文学的内容の相互関係
真を伝ふる手段
聯想法
第一章 投出語法
意義
抽象事物の擬人法
その価値
十八世紀文学
第二章 投入語法
意義
投出語法との関係
第三章 自己と隔離せる聯想
範囲の拡大
写生
条件
古典の引用
Homeric simile
Arnold
第四章 滑稽的聯想
特質
文学的価値
第一節 口合
条件
Hood
無意識的洒落
第二節 頓才
第五章 調和法
効果
日本人の自然に対する愛
自然界の景物
俳文学
人工的調和
第六章 対置法
調和法の一変体
第一節 緩勢法
第二節 強勢法
[附] 仮対法
Macbethの門衛
正反両解
第三節 不対法
FieldingのTom Jones
SterneのTristram Shandy
第七章 写実法
他の諸法との関係
写実法の効果
Wordsworthの主張
材料の写実
Crabbe
Austen
Brontë
浪漫、理想両派
その特質
第八章 間隔論
形式の幻惑
歴史的現在
批評的作品
同情的作品
編中人物の位地変更
BurnsとGoldsmith
Ivanhoe
Samson Agonistes
第五編 集合的F
第一章 一代における三種の集合的F
模擬的F
能才的F
天才的F
天才の核
天才独特の意識波動
総括的批評
第二章 意識推移の原則
暗示法
有力なるSなき場合
Fが自己の傾向による場合
Fに一定の傾向ある場合
推移の法則
第三章 原則の応用(一)
推移の自然と必要
倦厭
推移は必ずしも進歩にあらず
第四章 原則の応用(二)
予期
その弊と効果
第五章 原則の応用(三)
推移の次第
典型派
浪漫派
沙翁崇拝
Spenser復活
反動
例外
Ruskin
Grant Allen
第六章 原則の応用(四)
焦点意識の競争
英文学史上の例証
Pre-Raphaelites
Impressionists
成功の意義
成功は才に比例するものにあらず
第七章 補 遺
(一)文界に及ぼす暗示の種類
(い)物質的状況と文学
Elizabethan Age
(ろ)政治と文学
仏国革命
(は)道徳と文学
(二)新旧精粗に関して暗示の種類
(三)暗示の方向とその生命
解 説(亀井俊介)
索 引
注 解(亀井俊介)