序
第一章 孔子の人となり
1 みずから語る生の軌跡
2 実践としての学び
3 生活のなかの美学
第二章 考えかたの原点
1 核となるキーワード
「君子」──徳は孤ならず
「仁」──誠実な思いやり
「孝」──父母への敬愛
「礼」──真情の表現形式
「道」──理想社会への希求
「文」──文化のとらえかた
「鬼神」──不可知なものとの距離
「狂」──過剰なる者への好意
2 政治理念と理想の人間像
第三章 弟子たちとの交わり
1 教育者としての孔子
2 大いなる弟子たち
顔回──「賢なる哉」、最愛の弟子
子貢──「一を聞いて二を知る」秀才
子路──「由や果」、純情な熱血漢
さまざまな弟子との語らい
3 弟子、孔子を語る
4 受け継がれゆく思想
第四章 孔子の素顔
1 ユーモア感覚
2 不屈の精神
3 激する孔子
4 嘆く孔子
5 辛辣な孔子
6 楽しむ孔子
あとがき
主要参考文献
関連地図
孔子年表
主要語句・人名リスト