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タイトル |
博士の愛したジミな昆虫(ハカセノアイシタジミナコンチュウ) |
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カブトムシもクワガタも、アゲハも、トンボも出てこない。スター昆虫ではないけれど、ジミな虫たちだって、やってることはスゴすぎる…!! SFみたいなびっくり生態、植物やほかの虫たちとの複雑怪奇なからみ合い。その謎を解いていくワクワクを、10人の昆虫博士たちが愛した、とびっきりジミな昆虫の研究から熱く語る!
はじめに
第1章 すみわけ、食べわけ、サバイバル!
・そっくりな虫どうしのジミな「ケンカ」-テントウムシのすみわけはなぜ起きる? 鈴木紀之
・逃げるが勝ち!のモンシロチョウ 大崎直太
第2章 共進化が生んだ「オンリー・ユー」
・ゾウムシの「槍」とツバキの「盾」の共進化 東樹宏和
・相思相愛? アリと植物のコミュニケーション 村瀬香
第3章 敵か、味方か? 関係はフクザツなのだ
・敵の敵は友? 寄生蜂と植物の関係 -化学物質を介した相互作用 塩尻かおり
・敵を味方に! 敵の敵は味方? -アリを恐れないアブラムシの天敵たち 金子修治
第4章 外来種がやって来た!
・ヒアリ、アルゼンチンアリはなぜはびこる? -外来種の研究と生物多様性 辻和希
・虫を調べに南へ北へー外来昆虫の新天地への適応 田中幸一
第5章 多様なムシの集まり、食うか食われるか!
・ただの虫のただならぬ働き -農業害虫と天敵 桐谷圭治
・弱者だって、共存できる! -「まさか!」と「ご縁」の研究生活 安田弘法
おわりに