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タイトル |
101年目の孤独(ヒャクイチネンメノコドク) |
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ダウン症の子どもたちのアトリエ。身体障害者だけの劇団。クラスも試験も宿題もない学校。認知症の老人たちと共に暮らし最後まで看取ろうとする人々。死にゆく子どもたちのためのホスピス……。弱さとは何か。生きるという営みの中には何が起きているのか。著者初のルポルタージュ。文庫版のための長いあとがきを新たに収録。
まえがき
いいんだよ、そのままでーーダウン症の子どもたちのための絵画教室
たいへんなからだーー身体障害者の劇団「態変」
愛のごとくーー「人間以上」のものを愛することについて
電気の哲学者ーー非電化工房代表の藤村靖之博士
山の中に子どもたちのための学校があったーー南アルプス子どもの村小学校
尾 道ーー「東京物語」二〇一三
ベアトリスのことーー子どもホスピス、マーチン・ハウス 前編
ここは悲しみの場所ではないーー子どもホスピス、マーチン・ハウス 後編
長いあとがき
岩波現代文庫版のための長いあとがき 「さよなら、ラジオ」のこと