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タイトル 「方言コスプレ」の時代(ホウゲンコスプレノジダイ)
著者名 田中 ゆかり(タナカ ユカリ)
出版社名 岩波書店
ジャンル 文庫
isbnコード 9784006033484
書籍のサイズ 文庫
発売日 2024年10月16日頃
販売価格 1,650
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近代以降の日本語社会で、「方言」と「共通語」の関係はどう変わって来たのか。言語意識を映す装置として、テレビドラマやマンガなどの大衆的創作物が「ヴァーチャル方言」を生み出し、広めていった過程を明らかにした、画期的な研究の待望の文庫化。NHKのドラマ制作の現場を知る関係者との解説鼎談を新たに収録した。 序 章 「方言コスプレ」にみる「方言おもちゃ化」の時代 第1章 方言コスプレの背景と実態  そうやねん、〜だべ、〜たいーー「打ちことば」にみる方言コスプレ  本方言、ジモ方言、ニセ方言ーー首都圏若年層における三つの方言 第2章 方言の価値の変遷  「方言を笑うな」--国家の方針と方言コンプレックス  「方言話せるって幸せ」--方言がプレステージ 第3章 方言ステレオタイプの形成と流通ーー意識調査と創作物から  おもしろい、素朴、男らしいーーさまざまな方言ステレオタイプ  「首都圏・北海道型」から「沖縄型」までーー方言/共通語意識と地域 第4章 坂本龍馬はいつから土佐弁キャラになったのか  方言指導はいつ始まったのかーー「大河」と「朝ドラ」の方言  幕末ヒーローと方言ーー龍馬、西郷、勝海舟  方言ヒーロー・龍馬の誕生ーー『汗血千里駒』から『竜馬がゆく』まで 第5章 メディアと方言  放送はいつ方言を取り入れたのかーーNHK「方針」の変遷を読む  九州弁、広島弁、土佐弁ーー「男弁」とマス・メディア 終 章 「方言コスプレ」は東京勝手な現象か?  「方言萌え」の限界と可能性ーー方言イメージの地域間温度差を超えて  方言主流社会の「方言コスプレ」--未来予想図としての首都圏若年層  あとがきにかえて [解説にかえて]ドラマの「らしさ」と「方言コスプレ」  現代文庫版あとがき  参考文献一覧  付表1、付表2、付表3  索 引






 
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