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タイトル |
新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(二)(シン・イリムコザムライアキナイチョウ エントウノワナ ニ) |
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米問屋大黒屋の主人・角次郎は遠島となった。年貢米を不正に得ようとした上、旗本家の用人を殺した罪だ。流刑先の八丈島で、同じ村に割り当てられた4人とともに、自活するための基盤を作っていくが、快く思っていない人物からの嫌がらせに遭う。一方江戸では、大黒屋を陥れた仙波屋と川越藩年寄大槻の奸計を明らかにするため、善太郎たちが、年貢米を運んだ船頭を捜し出そうとする。どうやら、裏では藩の跡目相続の争いがあるようで…。