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タイトル |
たとえ好きなものが見つからなくても(1)(タトエスキナモノガミツカラナクテモ) |
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好きなものがない。それは、「なんにもない」のと同義なのだろうかー25歳のフリーター・海帆はひょんなことから高校生活をもう一度送ることになる。そこで出会ったのは、記憶にないクラスメイトの龍禅寺。外見とは裏腹に妙に大人びている彼のおかげで、苦手だった友人関係に向き合ったり、初恋に気づいたりと青春を精いっぱいやり直す。しかし、担任が好きだと言う龍禅寺には秘密があるようで…。『さよなら、ビー玉父さん』の著者が送る、感動の青春小説。