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タイトル それでも空は青い(ソレデモソラハアオイ)
著者名 荻原 浩(オギワラ ヒロシ)
出版社名 KADOKAWA
ジャンル 文庫
isbnコード 9784041115305
書籍のサイズ 文庫
発売日 2021年11月20日
販売価格 748
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サーチ
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「うん」「いや」「ああ」しか言わない夫に、ある疑いを抱く妻。7歳年上バツイチの恋人との間にそびえる壁をどうにか飛び越えようと奮闘するバーテンダー。子どもの頃から築きあげてきた協力関係が崩壊の危機を迎える双子。外ではうまく喋れずに、じいちゃんと野球の練習ばかりしている小学生……。 すれ違ったりぶつかったり、わずらわしいことも多いけれど、一緒にいたい人がいる。人づきあいに疲れた心に沁みる7つの物語。 「スピードキング」:藤嶋が死んだーー。プロ野球選手になった同級生の訃報を知った俺は、野球への夢を捨てきれなかったこれまでを振り返りながら、ある人のもとへと向かう。 「妖精たちの時間」バツイチ無職の俺が同窓会に来た目的はただひとつ、憧れのマドンナだった桜井が来ると聞いたからだ。彼女が同窓会にやってきたのにも、理由があった。 「あなたによく似た機械」:うちの夫はどうしてこんなにそっけないんだろう。悩む美純は掃除中に1本の小さなネジを見つけたことで、夫にある疑いを抱きはじめる。 「僕と彼女と牛男のレシピ」:骨折で入院した僕は、看護師に恋をした。彼女が僕との結婚を渋る理由は3つ。1.彼女が7歳年上で、2.バツイチで、3.牛男と暮らしているからだ。 「君を守るために、」:愛犬のため寝室にセットした見守りカメラに、男の足が映り込んでいた。ストーカー被害におびえる菜緒の前に現れたのは……。 「ダブルトラブルギャンブル」:一卵性双生児の仁と礼。親も間違えるほどそっくりな僕たちは、時折入れ替わりながらうまくやっていた。大学生になったあの日までは。 「人生はパイナップル」:外でうまくしゃべれない僕は、ホラ吹きのじいちゃんと野球の練習ばかりしながら、いろんな話をした。戦争のこと、恋のこと、人生のこと……。 解説 中江有里






 
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