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タイトル |
彩雲国物語 十七、紫闇の玉座(上)(17)(サイウンコクモノガタリ ジュウナナ、シアンノギョクザ(ジョウ)) |
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彩雲国全土を脅かす蝗害の解決策を探すため、官吏として奔走する紅秀麗は、ついに異能の一族・縹瑠花と珠翠の全面的な支援を取り付ける。一方の国王・紫劉輝は、全権を門下省長官の旺季に委任したまま、沈黙を貫いていた。飛蝗の大群が迫る紅州へと向かう旺季。そして、秀麗も、蝗害と縹家を狙う『抜け殻』と対峙するため、紅州へと向かう。僅かに残された自らの命を感じながら──。大人気シリーズ、衝撃の最終章に突入。
目 次
序 章
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第一章 消された名と、消えない心
第二章 もう一つの渡る蝶の物語
第三章 金糸雀の泪
第四章 泪なみだを流す人形と、終わりの歌
第五章 ひそやかなる、霧と幻の山家
第六章 紅い道化の嗤う声
第七章 最涯ての骨の墓標
終 章