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タイトル |
編み物ざむらい(三) 迷い道騒動(3)(アミモノザムライサン マヨイミチソウドウ) |
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時は江戸末期。浪人の黒瀬感九郎(くろせ・かんくろう)は真魚(まお)との祝言を控え、「仕組み」を辞退しようと思っていた矢先、指名でメリヤス仕事が入る。
依頼主は横浜に店を構える米利堅(メリケン)人のロジャーで、手持ちのメリヤス服の破れを繕って欲しいとのことだった。ロジャーのもとを訪れると、
そこには先日江戸で助けた、黄金髪の子どもがいた。さらに、ロジャーは今度の「仕組み」の重要人物で……!? 編み物で人の心を救う、新感覚時代活劇!
目次
第一章 感九郎、忸怩する
第二章 感九郎、握らされる
第三章 官九郎、贈られる
第四章 感九郎、巻き込まれる
第五章 感九郎、再会す
第六章 感九郎、繕う
第七章 感九郎、慌てる
第八章 感九郎、さらに繕う
第九章 感九郎、結ばれる