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タイトル |
自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと(ジヘイショウガサンジュッサイノボクニオシエテクレタコト) |
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「自閉症というのは一般の人には遠い存在なのだと思うことがあります。
世の中には自閉症者に会ったことがないという人もいます。
その人の周りには自閉症者がいないか、いても気づかないのです。
たくさんの自閉症者が社会の中で生きているはずなのに。
自閉症のみんな、どこでどんな風に生きていますか?」
大人になってあらためて気づいた、障害についてのこと、日々の生活で感じること、明日を明るく生きるために願うこと。
【目次】
はじめに
君に贈る言葉 〜自閉症の子どもたちへ〜
〇第1章 自閉症の不思議
コントロールできない言葉/独特の感覚/日常生活のなかで
ESSAY 呼ばれても振り向かない
〇第2章 わかってもらえたらいいなと思う心の中
脳の混乱/習慣とこだわり/言いたくても言えない気持ち
ESSAY 僕にとっては簡単ではない行動
〇第3章 障害と向き合うために
支援してくれる人たちに考えてほしいこと/大好きな親でいてほしい/わかってもらいたいこと
ESSAY 人の顔が覚えられない
〇第4章 自分と向き合う
自分を励ましながら/強くなりたい
ESSAY 自分を好きになるには
〇第5章 心を解き放つ
人について思うこと/自由と希望/自然とともに
ESSAY 自閉症者の感性
おわりに
誰かのために