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タイトル |
50の名画でたどる西洋美術史 角川選書ビギナーズ(50ノメイガデタドルセイヨウビジュツシ カドカワセンショビギナーズ) |
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そもそも名画とは何だろうか。個人的な趣味や好き嫌いではない。社会、文化、歴史の中で育まれた作品の価値が長きにわたって認められてはじめて名画とよばれるようになるーー。西洋絵画の父ジョットから、現代の巨匠リヒターまで、美術史に名を刻む50の名画をオールカラー図版とともに概観。キリスト教、擬人像、寓意・象徴の表現など、作品の背景に広がる基礎知識とともに、西洋美術史の精髄にふれる絵画入門。
I 巨匠の時代のはじまり ゴシックからルネサンスへ
ジョット・ディ・ボンドーネ《マギの礼拝》
アンブロージョ・ロレンツェッティ《善政の効果》
ベアト・アンジェリコ《受胎告知》
ピエロ・デラ・フランチェスカ《笞打ち》
サンドロ・ボッティチェリ《プリマヴェーラ(春)》
レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》
ミケランジェロ・ブオナローティ《アダムの創造》
ラファエロ・サンツィオ《聖ペテロの解放》
ジョルジョーネ《テンペスタ(嵐)》
ファン・エイク《神秘の子羊(ヘントの祭壇画)》
ヒエロニムス・ボス《快楽の園》
グリューネヴァルト《磔刑(イーゼンハイム祭壇画)》
アルブレヒト・デューラー《4人の使徒》
ピーテル・ブリューゲル《雪の中の狩人》 ほか
II 西洋絵画の栄光と頂点 バロックとロココ
エル・グレコ《聖衣剥奪》
カラヴァッジョ《聖マタイの召命》
アンニーバレ・カラッチ《バッカスとアリアドネ》
グイド・レーニ《アウロラ》
ピエトロ・ダ・コルトーナ《神の摂理とバルベリーニ家の栄光》
ペーテル・パウル・ルーベンス《十字架降下》
ディエゴ・ベラスケス《ラス・メニーナス》
バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《ベネラブレスの無原罪の御宿り》
レンブラント・ファン・ライン《夜警》
ヨハネス・フェルメール《牛乳を注ぐ女》
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《大工の聖ヨセフ》
ニコラ・プッサン《アルカディアの牧人》
クロード・ロラン《聖ウルスラの出港》
アントワーヌ・ヴァトー《シテール島への船出》
フランシスコ・デ・ゴヤ《1808年5月3日》 ほか
III 近代絵画の多彩な展開 モダニズムの時代
テオドール・ジェリコー《メデューズ号の筏》
ウジェーヌ・ドラクロワ《サルダナパロスの死》
ターナー《雨・蒸気・速度ーグレート・ウェスタン鉄道》
ギュスターヴ・クールベ《画家のアトリエ》
エドゥアール・マネ《草上の昼食》
ジョルジュ・スーラ《グランド・ジャット島の日曜日の午後》
フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》
ポール・ゴーギャン《我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか》
ポール・セザンヌ《松の木のあるサント・ヴィクトワール山》
アンリ・マティス《ダンス》
パブロ・ピカソ《ゲルニカ》
ワシリー・カンディンスキー《コンポジションVII》
ジャクソン・ポロック《秋のリズム》
アンディ・ウォーホル《大きな電気椅子》
ゲルハルト・リヒター《死者(1977年10月18日)》 ほか