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タイトル |
The Art of Computer Programming Volume 1 Fundamental Algorithms Third Edition 日本語版(ジ・アート・オブ・コンピュータ・プログラミング・ボリュームワン・ファンダメンタル・アルゴリズム・サード・エディション・ニホンゴバン) |
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Knuth先生の名著『The Art of Computer Programming』シリーズの最初の1冊。
数値演算の基本アルゴリズムについて解説。独自の計算モデルであるMIXの解説や、基礎的な概念、情報構造などについての話が非常に厳密に定義されながら進みます。個々の演習問題にはランク付けされていて、高校の代数以上の数学知識をもたない読者でも、数学的な色合いの濃い部分は斜め読みして、全体を把握できるように構成されています。
※本書は株式会社アスキーより刊行された『The Art of Computer Programming Volume 1 Fundamental Algorithms Third Edition 日本語版』を並製本として再刊行したものです。再刊行にあたり、旧版刊行後に発見された誤植等を修正しています。
※本書の1.3.1、1.3.2、1.3.3および1.4.1、1.4.2、1.4.3については、改訂版が『The Art of Computer Programming Volume 1 Fascicle 1 MMIX - A RISC Computer for the New Millennium 日本語版』として分冊の形で刊行されています。必要があれば、こちらをご参照ください。
◆『The Art of Computer Programming』シリーズについて
『The Art of Computer Programming』シリーズは、「コンピュータアルゴリズムの特徴についての理論」の研究を続けるドナルド・E・クヌースの集大成といえるものです。第1巻「基本アルゴリズム」、第2巻「準数値的アルゴリズム」、第3巻「ソートと探索」、第4巻「組合せアルゴリズム」、第5巻「構文アルゴリズム」、第6巻「言語理論」、第7巻「コンパイラ」という構成になっています(現在も執筆が続けられています)。
情報科学の自習、大学の授業のテキストとして利用できるように、膨大な演習問題が含まれており、その大半に解答が用意されているので、解説内容の研究、確認もできるようになっています。また、このシリーズには数学的な内容がふんだんに盛り込まれていますが、高校の代数以上の数学知識をもたない読者が数学的な色合いの濃い部分を斜め読みしても全体を理解できるような構成をとっています。
目次
第1章 基礎概念
1.1. アルゴリズム
1.2. 数学的な基礎
1.3. MIX
1.4. 基本的プログラム技法
第2章 情報構造
2.1. はじめに
2.2. 線形リスト
2.3. 木
2.4. 複数リンク構造
2.5. 動的メモリ配置
2.6. 歴史と参考文献
演習問題の解答
付録A 数表
1. 基本定数 (十進)
2. 基本定数 (八進)
3. 調和数, Bernoulli数, Fibonacci数
付録B 表記法索引