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タイトル |
プラットフォーム学(プラットフォームガク) |
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本書は、京都大学のプラットフォーム学卓越大学院プログラムで進められている新しい学問体系「プラットフォーム学」のカリキュラムとともに、プラットフォームに求められる基盤技術、応用技術を紹介。国内企業のプラットフォーム利活用事例や340社以上の取材、同プログラム修了生・履修生の取り組み例を通して、プラットフォームの構築に必要な知識が得られるだけでなく、日本におけるプラットフォームの課題と展望がわかる一冊となっています。国内・主要プラットフォームも図解。
湊長博 京都大学総長インタビュー
「世の中を良くする」という高い志で切り拓く 京都大学ならではの「プラットフォーム学」
第1章 プラットフォーム学とは何か
1-1 私たちが研究に取り組むプラットフォームとは?
1-2 プラットフォーム学のツールとアプリケーション
1-3 プラットフォーム学のフィロソフィー
1-4 プラットフォームの進化
1-5 プラットフォーム学の取り組むべき課題
第2章 プラットフォームの要素技術
2-1 サイバーフィジカルなプラットフォームの構成要素とは?
2-2 プラットフォームを構築する基盤技術(機械学習、数理工学、情報通信システム)
2-3 プラットフォームの応用に役立つ技術(コンピュータビジョン、音声対話)
第3章 プラットフォーム利活用の現状
3-1 プラットフォーム領域図(全体)
3-2 基盤領域(情報通信分野)のプラットフォーム地図、情報通信分野におけるプラットフォーム利活用事例
3-3 農・林・水産分野のプラットフォーム地図、農・林・水産分野におけるプラットフォーム利活用事例
3-4 厚生・労働分野のプラットフォーム地図、厚生・労働分野におけるプラットフォーム利活用事例
3-5 経済・産業分野のプラットフォーム地図、経済・産業分野におけるプラットフォーム利活用事例
3-6 プラットフォーム領域図の構造、多彩なサービス領域におけるプラットフォーム利活用事例
プラットフォーム学の講義から:ゼットラボに学ぶプラットフォームのつくり方
第4章 プラットフォームに求められていること
4-1 約340社取材から見えたプラットフォーム化への課題
4-2 企業が次世代プラットフォーム普及に感じている課題
現在から未来へ:有識者と履修生の対話を通じて、プラットフォームを考える
第5章 プラットフォーム学の展望
5-1 プラットフォーム学卓越大学院の概要
プラットフォーム学修了生に聞く:プラットフォーム学で得たもの、プラットフォーム学を通じて考えたこと
5-2 日本発プラットフォームの可能性
プラットフォーム学対談:日本におけるプラットフォームの未来/原田博司(京都大学プラットフォーム学卓越大学院プログラムコーディネーター、京都大学大学院情報学研究科情報学専攻教授)、福田 正(株式会社角川アスキー総合研究所取締役ファウンダー、一般財団法人UPDATE EARTH理事長)
Appendix
・プラットフォーム学履修生の研究紹介
・プラットフォーム学講義/連続セミナー
・プラットフォーム学関連年表