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タイトル |
近江から日本史を読み直す(オウミカラニホンシヲヨミナオス) |
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本州の中央に位置し、古来、東西の日本をつなぐ要衝だったこの地は、政治・経済・文化にとどまらず、日本史の舞台として重要な意味を持っている。比叡山を頂点とする日本仏教の胎動と展開、信長・秀吉の天下統一への道、バイタリティにあふれる近江商人の活躍、世界に目を向けた近江人気質ーー。時代を動かすエネルギーを秘めた近江から日本の歴史を描き出す異色の通史。
信長、比叡山、近江商人ーー
東西が交わるこの地にあふれるエネルギーが時代を動かした!!
“湖国”近江は日本史の「ヘソ」!
本州の中央に位置し、古来、東西の日本をつなぐ要衝だったこの地は、政治・経済・文化にとどまらず、日本史の舞台として重要な意味を持っている。比叡山を頂点とする日本仏教の胎動と展開、信長・秀吉の天下統一への道、バイタリティにあふれる近江商人の活躍、世界に目を向けた近江人気質ーー。時代を動かすエネルギーを秘めた近江から日本の歴史を描き出す異色の通史。
第1章 古代
“新王朝”継体天皇から聖徳太子へ/白村江の戦いが残したもの/
壬申の乱、そして奈良朝
第2章 中古
日本仏教の母山/最澄の後継者・円仁/天台仏教の星座/
山岳仏教と浄土教/甲賀大工と寺社建築
第3章 中世(1)
武家の擡頭と叡山/中世の民衆たち/南北朝・室町期の寺社/
山門の全盛と一向宗の興隆
第4章 中世(2)
中世の村落自治と近江商人/応仁の乱後の近江/戦国大名・浅井氏の盛衰
第5章 安土桃山期
信長の天下布武/本能寺の変の陰で/秀吉、天下人への道/
天下分け目の関ケ原
第6章 近世・近代
名匠と文人たち/世界を舞台にした近江人/ゆらぐ幕藩体制/
近代社会への脱皮