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タイトル |
世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密(ヨノナカヘノトビラピアノハトモダチキセキノピアニストツジイノブユキノヒミツ) |
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生まれたときから光のない世界にいながら、音楽への非凡なセンスを示し、ピアノの才能をのびのびと開花させてきた辻井伸行さん。特別な天才のように見える彼も、お母さんが“炎のレッスン”と呼ぶように、毎日何時間もピアノに触れることで、わたしたちに美しい音色を届けています。伸行さんを小学校5年生のときから知る著者が、輝く才能が生まれた秘密を、ときあかします。
ピアノがぼくを助けてくれた
生まれたときから光のない世界で、人と心をかよわす方法をピアノに見いだした辻井伸行君。聴く人すべての心をゆさぶる、奇跡の音色の秘密にせまります。
全盲で生まれた辻井伸行君は、0歳で有名ピアニストの音色を聴きわけ、2歳で『ジングル・ベル』を伴奏する神童でした。その後も、小6でコンサートを成功させ、高2でショパン・コンクールに挑戦、と快進撃は続きます。そして20歳のとき。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで手にした優勝ーー。痛快なまでの天才ぶりと、ピアノで人とつながっていく姿を描き、奇跡の音色の秘密をときあかします。
※小学上級から
まえがき 奇跡が起きた日〜ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール
第1章 ピアノはともだち〜心と心を結ぶ音楽
第2章 心の眼〜大自然のなかで五感を研ぎすます
第3章 世界への扉〜十代のチャレンジ
第4章 奇跡を起こす才能〜ピンチでこそ燃える「よーし、やってやる」
第5章 自分の道〜挑戦の連続でつかんだ生き方