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タイトル |
トットちゃんとソウくんの戦争(トットチャントソウクンノセンソウ) |
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戦争は、何も知らない子どもの心まで深く傷つける。私たちはそのことを身に染みて知っている最後の世代だ。だからこそ、私たちの戦争体験を、しっかりと語っておきたいと思う。--黒柳徹子黒柳さんも僕も、小学生時代はまるまる戦争と重なる。意味がよくわからぬまま「玉音放送」を聞いたことや、戦争が大嫌いという点もいっしょである。--田原総一朗ふたりが語る戦争体験と平和への願い。
戦争は、何も知らない子どもの心まで深く傷つける。そして、私たちはそのことを身に染みて知っている最後の世代だ。だからこそ、私たちの戦争体験を、平和のたいせつさを、私たちはこの本でしっかりと語っておきたいと思う。 --黒柳徹子
僕と黒柳さんには大きな共通点がある。黒柳さんは生まれが東京、僕は彦根という違いはあるが、小学生時代はまるまる戦争と重なる。意味がよくわからぬまま「玉音放送」を聞いたことや、戦争が大嫌いという点もいっしょである。 --田原総一朗
戦争を知る最後の世代のふたりが語る戦争体験と平和への願い。大人も子どもも、みんなで読んで考えたい。
まえがき スルメ味の戦争責任 黒柳徹子
戦争のあしおと
・1933年東京に生まれた少女が見たもの 黒柳徹子
・1934年彦根に生まれた少年が考えたこと 田原総一朗
戦争の記憶
・トモエ学園と疎開先の日々 黒柳徹子
・国民学校の日々 田原総一朗
戦争とテレビ
・テレビに出ることは平和につながる 黒柳徹子
・テレビにできることがある 田原総一朗
あとがき 「正しい戦争」なんて存在しない 田原総一朗