BOOKサーチ |

タイトル さよならの力 大人の流儀7(サヨナラノチカラオトナノリュウギ7)
著者名 伊集院 静(イジュウイン シズカ)
出版社名 講談社
ジャンル 小説・エッセイ
isbnコード 9784062205382
書籍のサイズ 単行本
発売日 2017年02月28日頃
販売価格 1,018
チラよみURL
サーチ
google yahoo rakuten amazon
私は二十代と三十代に別離を経験した。一人は弟であり、もう一人は前妻であった。なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。その動揺は、なぜ自分だけが?という感情になった。ところがそういうものと向き合っていると、やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。それは彼等が生きていた時間への慈しみであり、生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。 私は二十歳代と三十歳代に別離を経験した。 一人は弟であり、もう一人は前妻であった。 なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。 その動揺は、なぜ自分だけが? という感情になった。 ところがそういうものと向き合っていると、 やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。 それは彼等が生きていた時間へのいつくしみであり、 生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。(まえがきより) 週刊現代誌上の連載『それがどうした』掲載のエッセイに加え、本書のために、4編の書き下ろしを収録。 第一章 さよならとは言わなかった 第二章 悲しみは、いつか消える 第三章 どこかで逢ったら 第四章 去りゆくもの 特別収録 旅立つ人へ






 
お問い合わせ