|
タイトル |
パラドックス実践 雄弁学園の教師たち(パラドックスジッセンユウベンガクエンノキョウシタチ) |
|
初等部から大学院までをそなえた伝統ある名門校、雄弁学園。最大の特色は通常の科目の他に「雄弁」を学ぶこと。新任の教師、能瀬雅司(のせまさじ)は生徒から難問を突きつけられ、雄弁術で証明しなければならなくなった。失敗したら生徒たちに失格の烙印を押されてしまうだろう。新米教師は無事「試験」に合格できるのか? (講談社文庫)
福井晴敏氏、絶賛!!
「テレポーテーションが現実に可能であることを証明せよ」
「海を山に、山を海に変えられることを証明せよ」
「ほんとうにサンタクロースがこの世にいることを証明せよ」
超エリート校「雄弁学園」。6歳から訓練に励み、大人も太刀打ちできないほどの弁論技術を持つ高校生たちが、新担任教師着任の日に3つの難題を投げかけた。前担任を休職に追いやった生徒たちを前に、要領のよさだけで生きてきた教師、能瀬の回答は? 第62回日本推理作家協会賞<短編部門>最終候補作「パラドックス実践」をはじめ、この学園の初等部、中等部、高等部、大学を舞台にした4つの学園小説!
パラドックス実践ーー高等部
弁論大会始末ーー初等部
叔父さんが先生ーー中等部
職業には向かない女ーー雄弁大学