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タイトル |
親鸞 激動篇(下)(シンランゲキドウヘンゲ) |
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雨乞いの法会を切り抜けた親鸞は、外道院と袂を分かち、越後に施療所を開設する。恵信とともに訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を過ごしていた折、法然の訃報が届く。とうとう師を喪った親鸞は、自分自身の念仏をきわめることを決意する。そして同じ頃、関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。
激動の時代に、親鸞が走る!
未知の世界を生きる力とはなにか。
雨乞いの法会(ほうえ)を切り抜けた親鸞(しんらん)は、外道院と袂を分かち、越後に施療所(せりょうじょ)を開設する。訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を恵信(えしん)とともに過ごしていた折、法然(ほうねん)の訃報が届く。とうとう師を喪(うしな)った親鸞は自分自身の念仏をきわめることを決意する。関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。
風と雪と海と
流れゆく歳月
未知の世界へ
山と水と空と
まがりくねった道
稲田の草庵にて
風雨強かるべし
光陰矢のごとく
都を思えば
黒念仏の闇
出会いと別れ
それぞれの出発
飛びたつ鳥のように