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タイトル |
トキメキ 図書館 PART4 -十八年目の卒業式ー(トキメキトショカンパート4ジュウハチネンメノソツギョウシキPART18) |
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放課後の図書館で、萌は宙と亮介に、みずからの秘密を打ち明けた。3年前に亡くなった海の姿が見えるようになったこと。崖から落ちかけた宙を海といっしょに助け、その後、海が消えていったということ……。萌の話をじっと聞いていた宙と亮介はショックを抱える。そのとき萌は、図書館に男の子がいることに気づく。声をかけようとした矢先、萌は発熱のため倒れてしまい、気づくと男の子はいなくなっていた。
放課後の図書館で、萌は宙と亮介に、みずからの秘密を打ち明けた。
引っ越してすぐの頃から、3年前に亡くなった海の姿が見えるようになったこと。崖から落ちかけた宙を海といっしょに助け、その後、海が消えていったんだということ……。
萌の話をじっと聞いていた宙と亮介だが、それぞれにショックを抱える。
そのとき、萌は生徒が帰ったはずの図書館に、6年生ぐらいの男の子がいることに気づく。声をかけようとした矢先、萌は発熱のため倒れてしまい、気づくと男の子はいなくなっていた。
卒業式の練習中に、萌はこの前図書館にいた男子がぽつんといることに気づく。耳鳴りのような空気の揺れる音を感じた萌は、「もしかしたら、ユーレイさん?」と思う。
その男の子は、18年前に2学期の間だけ朝日小に引っ越してきた転校生で、ひとみ先生の同級生だったのだ。
1 コクハクは放課後の図書館
2 三歳のときに?
3 宙のお見舞い
4 ホワイトデーのお返しは?
5 図書館の主の本
6 卒業式の練習
7 おねえちゃんのケータイ
8 土曜日の図書館開放
9 田中良太くんに会いたい
10 おねえちゃんは強い
11 十八年目の卒業式
トキメキ図書館だより
あとがき