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タイトル 柄谷行人中上健次全対話(カラタニコウジンナカガミケンジゼンタイワ)
著者名 柄谷 行人/中上 健次(カラタニ コウジン/ナカガミ ケンジ)
出版社名 講談社
ジャンル 文庫
isbnコード 9784062901208
書籍のサイズ 文庫
発売日 2011年04月
販売価格 1,760
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若き日の出会い以来、常に世界的視野で表現を続けた批評家と作家の軌跡 一九六八年、遠藤周作が編集長をつとめる「三田文学」編集室に若い批評家と小説家が呼び出された。 この奇蹟の出会いによる鮮烈な印象は、互いの記憶に深く刻みこまれた。やがて日本文学の立役者となった二人は、常に相手を、さらに世界を強く意識し、「協働」するに至るーー 批評家・柄谷行人と小説家・中上健次の全対談と往復書簡を収録する画期的な対話集! 中上 正義は正義だ。不正義は不正義だ。それを言わないとどうしようもない、というところに来ています。このままでは、文学が成り立たなくなる。 柄谷 僕は、ちまちましたポストモダン的シニシズムとかイロニーとかにうんざりしている。あんなのは自意識の欠落だよ。シュレーゲルが言ってるんだけど、イロニーの最終形態は真面目になることだ、と(笑)。だから素直にやろう。--<本文より>






 
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