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タイトル |
睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか(スイミンノカガクカイテイシンパン ナゼネムルノカナゼメザメルノカ) |
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人はなぜ眠らなければならないのか? いまだに科学が解明できていない疑問に、覚醒をつかさどる物質「オレキシン」を発見した著者が挑んだ名著『睡眠の科学』の改訂新版。脳は睡眠時に洗浄されてアルツハイマー病を防いでいるという新研究、世界で初めて日本が発売した画期的な不眠症治療薬、寝不足でたまる「睡眠負債」とは何か、どう返せばいいのかなど、この6年余りでの最新の研究成果を大幅加筆!
はじめに
第1章 なぜ眠るのか?
COLUMN1 ニューロン(神経細胞)
第2章 最新技術で探る「睡眠の正体」
COLUMN2 活動電位(アクションポテンシャル)
COLUMN3 前頭葉と前頭前野
第3章 睡眠と覚醒を切り替える脳のしくみ
COLUMN4 脳の構造
COLUMN5 神経伝達物質
COLUMN6 大脳皮質
第4章 睡眠障害の研究から生まれた大発見
COLUMN7 遺伝子改変動物
第5章 オレキシンが明かした「覚醒」の意味
COLUMN8 モノアミンと精神疾患
COLUMN9 大脳辺縁系(1)「こころ」をつくる場所
COLUMN10 大脳辺縁系(2)扁桃体
COLUMN11 大脳辺縁系(3)海馬
第6章 ヒトはどこまで睡眠をあやつれるか
第7章 睡眠に関する日常の疑問と、これからのテーマ
COLUMN12 レーヴィの実験ーーアセチルコリンの発見
COLUMN13 視覚野とコラム構造
COLUMN14 多型(ポリモルフィズム)
COLUMN15 体内時計
終 章 なぜ眠るのか──私の仮説
あとがき
参考文献