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タイトル |
君が代は千代に八千代に(キミガヨハチヨニヤチヨニ) |
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20世紀末に連載が開始された2作の長篇小説『日本文学盛衰史』『官能小説家』とほぼ同時期、文芸誌「文學界」に毎回短距離走のように連載された短篇小説群。
明治の作家たちを登場人物とした先の2篇とは真逆の方向で、現代日本にあふれる空虚な賑やかさと残された希望の乏しさを、そして愛と日常を、どこまでも真正面から受けとめ表現しつづける短篇小説が13篇。
『さようなら、ギャングたち』で鮮烈なデビューを飾り、『日本文学盛衰史』で作家としての評価をさらに高めた高橋源一郎の、新たなる転換点としての傑作短篇集。
Mama told me
Papa I Iove you
Mother Father Brother Sister
殺しのライセンス
素数
SF
ヨウコ
チェンジ
チェンジ2
人生
君が代は千代に八千代に
愛と結婚の幻想
鬼畜
この小説の作られ方
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