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タイトル その落とし物は誰かの形見かもしれない(ソノオトシモノハダレカノカタミカモシレナイ)
著者名 せきしろ(セキシロ)
出版社名 集英社
ジャンル 小説・エッセイ
isbnコード 9784087880571
書籍のサイズ 単行本
発売日 2021年04月05日頃
販売価格 1,430
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「妄想脳トレの最終形態」(山里亮太) 落とし物の数だけ物語があるーー。軍手・アロンアルフア・靴底・PASMO・象のジョウロ・七夕の短冊・携帯電話のストラップ・ドアプレート・サングラス・伝言メモ・レモン・水菜・トング・ESPカード・VHSのビデオテープ・ハケ・ぬいぐるみ・子ども用バット・松竹錠など、路上で本当に見つけた様々な落とし物をめぐる50の妄想エッセイ集。 【目次】(一部抜粋) 落ちている軍手を数えて歩く 文枝師匠でなければ誰が落としたというのか 記憶のソフトクリームはいつまでも溶けない ニュートンは万有引力を発見しキティちゃんは身長計測する ラッキィ池田と象のジョウロのミステリー カンロ飴が何よりも綺麗だった頃 携帯電話のストラップからは彼女しか思い出さない 鈴木雅之はサングラスを投げ捨てラストスパートするのか? 梶井基次郎はこの本の上にレモンを置いてくれるか? スタンド看板から情報を得る21世紀 雪の上のVHSビデオテープ 世界滅亡を引き起こす食べかけのアイス ブラウン管テレビの上は何かを置く場所だった 雪国の落とし物は春に見つかる 落とし物は何かの鍵である 【著者略歴】 せきしろ/1970年、北海道生まれ。作家・俳人。『去年ルノアールで』『海辺の週刊大衆』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』など著書多数。






 
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