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タイトル
逆説の日本史8 中世混沌編(ギャクセツノニホンシ8チュウセイコントンヘン)
著者名
井沢 元彦
(イザワ モトヒコ)
出版社名
小学館
ジャンル
人文・思想・社会
isbnコード
9784093794190
書籍のサイズ
単行本
発売日
2000年12月
販売価格
1,705
チラよみURL
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日本は古代から怨霊の存在を信じ、怨霊が主人公の劇はなかった。それを面という伝統的な道具を用いて、鬼神ではなく人間の亡霊を劇の主人公にしたことが、世阿弥の言う「申楽の能」つまり今日言う「能」の最大の功績なのである。加賀の一向一揆は、国一揆ではなく、純粋な宗教一揆なのである。その思想とは何か。それは、「阿弥陀如来こそ唯一絶対の救い主であり、国王・貴族といえども阿弥陀の下では一人の凡夫に過ぎない」という、強烈な平等思想だ。
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