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タイトル |
「非認知能力」の育て方(「ヒニンチノウリョク」ノソダテカタ) |
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2020年教育改革で求められる5つの知識
長い間「学力偏重主義」に陥り、問題解決力やコミュニケーション力に欠け、心が折れやすい子どもが増えているといわれる日本。「人間力を育む教育」がされてこなかったことが原因だともいわれている。
近い将来、AIが多くの仕事を奪うと言われている今、数値化できる能力=学力テスト、IQなどは意味を持たない。人だけが持ち得る人間力=「非認知能力」を育てることこそが、これからの教育の必要なこと。2020年教育改革の核もそこにある。
世界に先駆けてこの教育改革を断行したアメリカで子育てをした日本人ママ、ボーク重子さん。娘スカイは、2017年「知力・表現力・コミュニケーション力」などを競う「全米最優秀女子高生コンテスト」で優勝を果たした。子育てを始めたワシントンDCで著者が見た現地の教育は、日本人からすると信じられないものだった。しかし、それこそが子どもの強い心を育み、自分で様々な問題を解決する力をつける教育であることを知る。
そして、彼女は娘が持つ可能性を伸ばしていくために、家庭でできる5つのことに気がついた。それこそが、「非認知能力」を育てる鍵であり、子育てをする親をも幸せにするルールだった。