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タイトル 逆説の日本史(28)(ギャクセツノニホンシ)
著者名 井沢 元彦(イザワ モトヒコ)
出版社名 小学館
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784093891653
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年07月26日頃
販売価格 2,200
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「北朝」と「南朝」、「正統な天皇家」は? 『逆説の日本史』シリーズ最新巻となる第28巻は、いよいよ大正時代に突入。 まず、当時の歴史教科書の記述に端を発する、「南北朝正閏論」問題を考察する。この論争は政争の具とされただけで無く、新聞社が部数拡販のために煽るなどしたため、大きな社会問題と化した。 次に、桂太郎と西園寺公望が交互に内閣を組織した「桂園時代」について振り返る。「異色の元老」と言われた西園寺がめざした「改革」とはなんだったのか? そしてそれはなぜ挫折したのか? また、いまだ真相が解明されない一大疑獄事件「シーメンス事件」にもメスを入れる。じつは、この事件は「仕立てられた」ものであり、裏で操っていた「黒幕」は、「でっち上げと証拠隠滅の達人」だったのだ……。 そして終章では、第一次世界大戦に関する分析である。なぜ、「日本史」に第1次世界大戦の詳細な分析が必要なのか? それは、この大戦が契機となって、大日本帝国が「植民地獲得レース」でドイツを抜き、「金メダル」を狙える位置に躍り出たからなのである。 【編集担当からのおすすめ情報】 お待たせしました! 歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』シリーズ、2年ぶりとなる最新巻です。 時代はいよいよ大正に突入。歴史の授業では触れられることが少ない「南北朝正閏論」に光を当て、当時の政治・社会状況についてわかりやすく解説しています。 さらに、一大疑獄事件として知られるものの、いまだ謎が多い「シーメンス事件」についても、「井沢史観」による独自のアプローチからその闇を暴き、「真犯人」について言及しています。






 
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