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タイトル |
ステイト・オブ・テラー(ステイト・オブ・テラー) |
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最強タッグが贈る超一級の国際政治スリラー
当選したばかりのアメリカ合衆国大統領から国務長官に任命された、大手メディア企業元経営者のエレン・アダムス。前大統領の無策によって失ったアメリカの国際社会における信頼を、一刻も早く取り戻さなければならない状況下、エレンは国務長官として最善を尽くすべく任務に取りかかり始めていた。
しかし新大統領が議会で一般教書演説を始めた頃、国務省南・中央アジア局の職員アナヒータのデスクに数字と記号だけが並んだ奇妙なメールが届き、その日の深夜、ロンドンで大規模なバス爆破事件が起きる。
翌朝、米国+英連邦4か国の諜報部門からなる“ファイブ・アイズ”の緊急会合が始まるが、そのさなか、パリで次なる爆発が。アナヒータから情報を受けたエレンは、次の標的地を知り驚愕するーー
元アメリカ合衆国国務長官×CWAニュー・ブラッド・ダガー賞、アガサ賞、アンソニー賞、マカヴィティ賞の受賞歴を持つベストセラー作家の最強タッグが贈る、超一級の国際政治スリラー。米国大統領選直前、ついに待望の文庫化!
【編集担当からのおすすめ情報】
2021年に出版されるやいなや、NYタイムズベストセラーリスト1位、サンデータイムズ、ピープル、タイム、ロサンゼルス・タイムズ、ガーディアン、パブリッシャーズ・ウィークリー等々、英米の主要メディアで大絶賛された傑作スリラー『ステイト・オブ・テラー(State of Terror)』。
あのヒラリーが、親友の超人気推理作家と共著で国際政治スリラー小説を発表、元米国国務長官として国際舞台の修羅場を何度も経験し、現場を知り尽くした立場でないと絶対に書くことのできないスーパーインサイダー小説となれば、話題にならないはずがありません。
そして、2022年に吉野弘人さんの翻訳で出版された邦訳版が、アメリカ大統領選を直前にした2024年秋、ついに文庫化。
発表から3年、その後の国際情勢を改めて思い返すと、本作の内容は日に日に現実味をおび、混迷する米大統領選と相まってこの悪夢のシナリオがいつ現実となっても不思議ではありません。
今だからこそ、ヒラリーがあとがきの結びに記した言葉を噛みしめながら、この超一級の国際スリラーをお読み頂ければ幸いです。
「この作品はフィクションだが、そこで語られるストーリーはすべて今の時代を反映している。
そのプロットがフィクションであり続けるかどうかはわたしたちにかかっている」