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タイトル |
民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論(タミノミエザルテ デフレフキョウジダイノシン・コクフロン) |
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“縮み志向”日本を変える鉱脈はここにある
若者にチャンスを! 起業家に投資を! “縮み志向”“嫌な空気”の日本を変える新たな“鉱脈”はここにある。
「日本にはまだまだ成長余力があるし、統治機構を見直して地域間で人・カネ・モノを世界中から呼び込む競争を繰り広げる仕掛けにすれば、人材も磨かれて、活気に溢れた国になるだろう」(本書「文庫版まえがき」より)
政府はついに「消費増税」に向けて大きく舵を切った。だが、莫大な債務を抱える今の日本に求められているのは、これ以上税金をあてにせずに経済を活性化させる知恵だ。今この国を覆っている“縮み志向”“嫌な空気”の正体を見極め、新たな需要を創造していくには何が必要なのかーー。
世界的経営コンサルタントが日本の消費者と企業を元気にする経済・企業戦略を探る。
【編集担当からのおすすめ情報】
東日本大震災を経て、ますますこの国の“縮み志向”が顕著になる中で、税金よりも新規需要で経済を活性化させようという本書の提言はさらに貴重なものになっています。新たに追加した「文庫版まえがき」も必読です。
文庫版まえがき─若者にチャンスを! 起業家に投資を!─
プロローグ 経済学は、もう未来を語れない
第1章(現状認識) ”縮み志向”ニッポンと「心理経済学」
第2章(目前にある鉱脈) 拡大する「単身世帯」需要を狙え
第3章(外なる鉱脈) 「新興国&途上国」市場に打って出る
第4章(規制撤廃が生む鉱脈) 真の埋蔵金=潜在需要はここにある
第5章(20年後のグランドデザイン) 「人材力」と「地方分権」で国が変わる
エピローグ(発想の転換) そして個人は「グッドライフ」を求めよ