この国を出よ
中国がGDPで日本を抜き、韓国ではサムスンやLG電子が業績を伸ばす一方で、我が国は立ち往生している。
大前研一氏と、同氏と交流のある柳井正氏の2人は、そんな日本に警鐘を鳴らし、世界に飛び出す必要性を説いている。実際にユニクロでは、世界戦略を進め、上海やパリなど世界各都市に旗艦店を出店して成功を収めている。
2大論客による警世憂国対論集。
●主な内容(予定)
「もう黙っていられない」--柳井
「『失われた20年』に失った300兆円」--大前
「絶望的なのに能天気な国民」--柳井
「負け戦に突き進む『ミッドウェー後』とそっくり」--大前
「もはやレールの先は断崖絶壁だ」--柳井
「ジャパン・パッシングが本格化している」--大前
「『実行しない』『信念もない』為政者たち」--柳井
「グローバル時代に生き残る人材となるために」--大前
ほか
【編集担当からのおすすめ情報】
反日デモ、不買運動により、「中国リスク」が顕在化した。
しかし柳井正氏は、「ここで恐れをなしてグローバル化から逃げては、日本は沈没してしまう」と語る。グローバル時代に生き残る人材になるにはどうすればいいのか。ビジネスパーソン・企業経営者はもちろん、学生などにとっても必読の書です。