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タイトル |
実践版 孫子の兵法(ジッセンバン ソンシノ ヘイホウ) |
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最高峰の戦略書『孫子』を現代の視点で分析
歴史上もっとも有名な戦略書として挙げられる『孫子』は、ナポレオン、武田信玄をはじめ、毛沢東やビル・ゲイツ、孫正義などのリーダーにも愛読されてきた。昨今、世界的なロングセラーが再び脚光を浴びているが、2500年もの間、読み継がれてきたこの名著を、気鋭の戦略コンサルタントが現代の視点で分析し分かりやすくまとめた、まさに『孫子』入門書の決定版。
「先の見通しが立ちにくい」時代と言われている現代の私たちにとって、何より必要とされるのは、「こちらへ進めば何とかなるはず」という感覚。ビジネスだけでなく、スポーツや受験、結婚、子育てなど、人生のさまざまなシーンで活用できる 「負けないための戦略」を97のポイントに整理。孫子の要諦、「戦わずして、勝つ」を学びたい、すべての人に。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者・鈴木博毅さんは、「難しい時代だからこそ、孫子を深く読む価値がある」と触れています。現代は、まさにグローバル化の波と、世界の中での日本の位置の変遷に揺れる時代。自らの周囲だけで競争したり、自分たちのことだけを考えていればいいということが許されなくなっています。このように、過去と異なり、判断が非常に難しい現代社会だからこそ、『孫子』の英知を学ぶ価値は、日増しに高まっているのではないでしょうか。世界一優れた戦略古典『孫子』は、混沌の中で勝利への道を示すものとなるはずです。本書は、世界中の経営者や為政者、勝負師に読み継がれてきた名著をわかりやすく解説しました。
第一章 なぜ、勝てない戦いに挑むのか?
01 孫子は「不敗」を一番大切なものだと言った
02 敗者の教訓、まずそれを避ける
03 勝者が磨くべき5つの基本条件
04 勝つことが当たり前になる世界へ
第二章 なぜ、根拠もないのに勝てると思うのか?
05 孫子の考える、もろい人間とはどんな人か?
06 希望的観測という無謀な掛け
07 怒りに見をまかせず、選択肢を増やす
第三章 なぜ「戦わずに勝つ」方法をとれないのか?
08 壁を打ち破る間接的アプローチとは
09 はじめは処女のごとく、終わりは脱兎のごとく
10 リデル・ハートと孫子、二人の戦略論の威力
11 永遠の戦略論、孫子の前に崩せない壁はない
第四章 なぜ、勝てるタイミングを逃してしまうのか?
12 孫子の「時間術」、時間に価値があるときを見抜く
13 主導権がある時間、ない時間を意識せよ!
14 時間の経過を、あなたは味方にできているか?
第五章 なぜ、兵の「実力」を引き出せないのか?
15 孫子が説く、トップが果たすべき役割とは
16 孫子に学ぶ、上司と部下の適切な関係づくり
17 勝利のための、孫子の組織論
18 人を動かす3つの舞台を作っているか?
19 大きな勝利の90%はあなた以外の要素で決まる
上級編 孫子をさらにマスターしたい方へ
成り立ちと特徴を分析する
20 孫子の兵法の成り立ちか見る特徴
21 孫子が負けるとき、それはどんな瞬間か
22 孫子が逆襲を成功させるとき
超訳「孫子の兵法」早わかり! これが孫子の骨子だ!