奴は時折、他人を騙している。
神の居場所が危険区域となっている東京。時永に請われて、「薬」を提供し始めた帯川=ヲロカピ。その行動が正しいか判断のつかない帯川は、図書館へ赴く。ところがそこには、谷古宇と暮らす少女・やえこが潜んでいた。彼女の能力で、図書館は混沌状態へ陥り……?
混沌の底には何がある? 江野朱美による渾身作、第8巻。
【編集担当からのおすすめ情報】
世界各国にて翻訳され、話題となっている本作。最新8巻では、いよいよ谷古宇陣営(?)が時永に接触。そして、時永と「あの人物」との思いもよらなかった因縁が明らかになります。ハイスピードで展開していく驚愕の物語、どうか振り落とされないように…!