21歳のアサに訪れる運命のめぐり逢い!?
1964年ーー
日本中が熱狂し、アベベが脅威の走りを見せた
東京五輪が、無事に閉幕した。
しかしその裏では、東京湾に”アレ”が再び出現!!
人々は未曾有の脅威にさらされていた…!?
人知れず世紀の祭典を守り切り、日本を救った、その少女こそーー
浅田アサ!17歳のパイロット!!
愛機パイパーカブを操り、闇夜を駆け、見事”アレ”を撃退したアサ。
秘密の任務を終え、束の間の日常に戻っていった…はずだった。
そして時は流れ、1968年。
アサは大人の女性へと成長を遂げる!!
ベトナム戦争、反戦デモ、学生運動…熱気渦巻く時代に、
21歳となったアサの周囲は相変わらず騒がしい!
人々の平和から、友人の純情まで…
大切なものを守るため、困難な任務に奔走する!?
そして、その果てに待つのは
運命のめぐり逢い……………!?
数々の名作を世に送り出してきた
浦沢直樹の最新作にして到達点!!
笑って泣いて怒って、町を駆け、空に飛び立つ!!
名も無き女性の一代記は、
胸を抉るほどの切なさと、戸惑いと、恋しさとーー
一世一代の青春を懸けた、誰も見たことがない物語へ!!