あの歌を歌う彼のため…アサ運命に抗う!?
1968年、東京。
21歳の大人の女性となったアサは、
民間航空会社「浅田アサ商会」を起ち上げ
パイロット 兼 経営者となっていた。
いつ襲い来るとも知れぬ“アレ”。
緊急出動の命令に備えて張りつめた日々を過ごしていた
ある日ーー
迷い込んだ渋谷の路地裏で
身も心も疲れ果てたアサが耳にしたのは
子どもの頃から探し求めた”あの歌”--!!
イッツビコーズアイラビュー……
歌に導かれるように、アサがめぐり逢ったのは
“あの歌”の作者である、アメリカ人青年・リバー。
やっと見つけた、アサを支えてくれた”あの歌”。
運命の出会いを果たした感動も束の間、
リバーはアサに衝撃の告白をする。
自分は「脱走兵」だとーー
時代の激流に呑み込まれる2人。
運命は共鳴しながら、悲しく美しいメロディーを奏でる…
「あんな素敵な歌を歌うあなたが
なんで戦争なんかに行かなかんの!?」
”べトナム戦争”、”脱走兵”、”アレ”…
激動の時代、必死に生きた人々の息づかい。
私たちは大事なものをまだ何も知らない。
浦沢直樹が現代に贈る最高傑作!!
今、読むべき漫画の最高峰がここにある!