空前絶後のわかりやすさ、驚天動地のおもしろさ!
地球最大の装置で、宇宙最小の物質を捕まえる!? 伝説の名著がついに文庫化!
「物理学者が書いた一般向けの物理の本を、不真面目で頭の悪い高校生だった僕は、最後まで読み通せませんでした。理由が大人になってわかりました。
その先生方は頭が良すぎたのです。
僕の強みは、「物理の本を読んでも、よくわからなかった」という、偉い先生方はたぶんしていないだろう経験をしていることです」(「はじめに」改変)
第一章 この世でもっとも大きく、もっとも精密な機械
第二章 人は、「小ささ」をどこまで想像できるか?-素粒子概論
第三章 「知」が切り拓かれる瞬間ースーパーカミオカンデはニュートリノをいかに捕らえるか?
第四章 100年後の世界のための物理学ー相対性理論と宇宙について(ライトセイバー同士がぶつかると、ほんとに弾き合うんですか? オーロラに触れると、雷と同じように感電するんですか? ほか)
(文庫化に際し、補章も付す)