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タイトル |
戦後日本の貧困と社会保障(センゴニホンノヒンコントシャカイホショウ) |
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まえがき(佐藤 香)
序章 戦後日本社会の世帯と福祉を復元二次分析から解読する(相澤真一)
第I部 戦後の貧困へのまなざしーー1950年代・1960年代の貧困はいかなるものだったか
1章 社研所蔵社会調査の由来と特徴ーー復元二次分析の可能性(岩永理恵)
2章 「調査員」を中心に社会調査を描きなおすーー神奈川調査シリーズにおける民生委員の役割に着目して(堀江和正)
3章 戦災母子世帯の戦後(渡邊 勉)
4章 「ボーダー・ライン層」調査の復元二次分析ーーデータから見る1960年代前半の低所得層(相澤真一)
第II部 人びとはいかに厳しい状況からの脱却を図ったかーー生業・教育・医療・住宅
5章 高度経済成長期の福祉貸付ーー昭和30年代の世帯更生資金貸付(生業資金)の位置と効果(角崎洋平)
6章 高度経済成長初期段階の進学支援とその意味(白川優治)
7章 福祉貸付と医療保障ーー療養資金の機能と「ボーダー・ライン層」の健康(坂井晃介)
8章 既存持家の改善からみる住宅資金の歴史的意義ーー住宅事情および政策の棲み分け(佐藤和宏)
9章 福祉資金の利用にともなう恥の規定要因ーー民生委員による伴走支援に注目して(石島健太郎)
第III部 マージナルな人びとのライフコースーー主婦・子ども・高齢者
10章 耐久消費財の普及は妻の家事時間を減らしたのか(渡邉大輔・前田一歩)
11章 団地のなかの児童公園ーー高度経済成長期の外遊びをめぐる生活時間データの分析(前田一歩)
12章 1960年代における高齢者の生活の実相ーー「老人問題」の諸相(羅 佳)
13章 戦後日本型労働・雇用 - 保障体制の手前における高齢者の働き方と子からの自立生活意識(渡邉大輔)
付録(復元作業過程・調査票)
あとがき(佐藤 香)