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タイトル |
新選組血風録(二)(シンセングミケップウロク) |
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擾乱の京都を舞台に、だんだら羽織をまとった最強剣客集団の軌跡を描いた司馬遼太郎の傑作連作集を、『墨攻』や『戦国自衛隊』で知られる時代劇画の第一人者・森秀樹が激烈コミカライズ!
第2巻に収録するのは、「虎徹」「前髪の惣三郎」「海仙寺党異聞」の3編。
「虎徹」は、新選組局長・近藤勇の愛刀虎徹が実は贋作だった、という話。新選組の評判が洛中で高まるにつれ、近藤の虎徹も浮浪志士たちの間で恐れられるようになった。偶然、近藤は本物の虎徹を入手するが、実戦ではまったく斬れなかった……。
「前髪の惣三郎」は、新選組に入局した加納惣三郎という若者をめぐる物語。女と見まちがえるような美貌の剣士をめぐって、新選組のなかで時ならぬ“同性愛騒動”が勃発、それが殺人事件に発展してしまう。
「海仙寺党異聞」は、争いを好まず、会計係として新選組に入ったはずの長坂小十郎が、なぜか敵討ちに駆り出されてしまうという一篇。
『新選組血風録』は、週刊文春において2018年3月から2020年2月まで2年間にわたって連載され、動乱の京都を彩った剣客集団の群像描写と、緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。
司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春 時代コミックス」シリーズとして、6月刊の『幕末』を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定。