BOOKサーチ |

タイトル ジェノサイド国家中国の真実(ジェノサイドコッカチュウゴクノシンジツ)
著者名 于田 ケリム/楊 海英(ウダ ケリム/ヨウ カイエイ)
出版社名 文藝春秋
ジャンル 新書
isbnコード 9784166613335
書籍のサイズ 新書
発売日 2021年10月20日頃
販売価格 902
チラよみURL
サーチ
google yahoo rakuten amazon
ウイグル語の使用禁止、不妊措置による出生数の半減、スマホ・GPS・カメラによる徹底監視、「政治的信頼度」の点数化、100万人以上の収容所への強制収容……習近平政権が推し進める「ウイグル人根絶」の恐るべき実態を告発する! ■強制収容所で「漢人化」を強要 少なくとも1000カ所を超える「強制収容所」が設置され、少なくとも100万人以上(アメリカ国防総省高官によれば、約300万人)のウイグル人が収容され、「漢人化」と「中国共産党への忠誠」が強要されている。 ■不妊措置で新生児が半減 中国当局によるウイグル人に対する不妊措置(子宮内避妊器具装着や不妊手術)の結果、新疆ウイグル自治区の出生率(人口1000人あたりの出生数)は、2017年に約16人だったのが、2019年には約8人と半減した。 ■「政治的信頼度」の点数化 ウイグル人の「政治的信頼度」が点数化されている。ウイグル人ならマイナス10点、パスポート保持者ならマイナス10点、礼拝していればマイナス10点、問題とされる26カ国への訪問歴があればマイナス10点とされ、マイナスの合計が70点に達すると、要注意人物として強制収容所に送られる。 ■スマホ・GPS・カメラで徹底監視 ウイグル人は「テロや違法な宗教に関するファイルの所持を確認するため」として、当局指定のスマホアプリのインストールを強要されている。スマホを持たない子供や高齢者は首にQRコード付きのカードをぶら下げている。 ●于田ケリム(うだ・けりむ) 1979年、東トルキスタン・ウルムチ生まれ。日本ウイグル協会会長。機械工学専攻で、中国石油大学で学士課程を、次いで新疆大学大学院で修士課程を修める。2008年に来日。東京工業大学大学院で博士課程を修めた後、日本で就職。 ●楊海英(よう・かいえい) 1964年、南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院日本語学部卒業。文化人類学専攻。著書に『独裁の中国現代史』『「中国」という神話』『逆転の大中国史』『チベットに舞う日本刀』『墓標なき草原』など多数。






 
お問い合わせ