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タイトル |
袴田事件 神になるしかなかった男の58年(ハカマダジケン カミニナルシカナカッタオトコノゴジュウハチネン) |
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事件発生から58年を経て、ついに再審判決の時を迎えた「袴田事件」。支え続けた姉・ひで子さんの献身、死刑判決を書いた元裁判官の告白と謝罪など、袴田巖さんが確定死刑囚のまま釈放された2014年以降の密着取材で浮かび上がる、「再審無罪」への長き闘いの物語。
プロローグ 「神」になるしかなかった理由
第 一 章 ボクサーとしての前半生
第 二 章 事件
第 三 章 「五点の衣類」
第 四 章 一審死刑判決の真実
第 五 章 東京拘置所での日々
第 六 章 神になっていく袴田巖
第 七 章 死刑判決を書いた裁判官の告白
第 八 章 再審開始決定
第 九 章 姉・袴田ひで子
第一〇章 冤罪の原点
第一一章 リングの中は、嘘がない世界
第一二章 鑑定意見書が暴く調書の「偽装」
第一三章 右足脛の傷はいつできたのか?
第一四章 重大事件にみる再審制度の問題点
第一五章 熊本典道元裁判官
第一六章 刻み込まれた傷と「幸せの花」
第一七章 再審開始決定取り消しの衝撃
第一八章 証拠開示で明らかになる違法捜査
第一九章 最高裁の差し戻しと再審開始確定
第二〇章 再審法廷
エピローグ 階段を登りきる日