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タイトル |
レールを渡る殺意の風(レールヲワタルサツイノカゼ) |
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620冊に迫る著作を誇る西村氏はまた、
短篇小説の名手でもある。
本書は、その厖大な作品群から厳選された
不朽の傑作集である。
<b>時刻表トリック、アリバイ崩し……
鉄道ミステリーの醍醐味が堪能できる傑作集!</b>
東京駅丸の内側に林立する高層ビル街で、
着物姿の老婆の他殺体が発見された。
なかなか身元がわからなかったが、
山陰地方在住であることを突き止めた十津川は、
京都駅から急行「丹後3号」で豊岡に向かった。
が、そこで待ち受けていたのは、若い女性の他殺体
だったのだ…!?(「日本海からの殺意の風」)他、
鉄壁のアリバイ崩し等々鉄道推理の醍醐味が
存分に堪能できる、「寝台特急六分間の殺意」
「カシオペアスイートの客」等四作品を収録。