●診療の現場では、「臨床検査」を欠かすことはできません。医師の補助や患者の介助、検体移送などにおける注意事項を記載しました。検査結果の取り扱い(守秘義務)などについても触れています。
●なぜこのような反応・数値が出るのかを知ることで、病態と解剖生理の知識がつながります。解剖生理学の授業と並行しての学習もできるように、イラストを豊富に掲載して解説を加えました。
●今回の改訂では、第11章で臨床現場即時検査(POCT)について新たに記載しました。患者のかたわらで行われる臨床検査とその注意点、看護師の役割について学べます。在宅看護や災害時の検査についても触れています。
●本書には各診療科で行われる検査が横断的にまとめられており、主要な検査項目の知識を網羅しています。授業や実習だけにとどまらず、新たに働きはじめた臨床現場でも、リファレンスとして役だてることができます。