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タイトル |
基本が身につく かな書道の教科書(キホンガミニツクカナショドウノキョウカショ) |
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「流れるような美しい文字を書きたい。」
そんな人のために、5つのステップで、「かな書道」の基本から楽しみ方まで、わかりやすく解説しています。
1.筆・墨・硯・紙の種類と選び方、姿勢、筆の持ち方、いろいろな線の筆づかいなど、基礎を習得。
2.1字ずつ基本の筆づかいを習得。コツをつかみやすいよう、線の調子やリズム、字形など、似た特徴をもつグループごとに解説。
3.文字と文字をつなげて書く連綿。自然に流れるように書くポイントを7つのルールに分けて解説。
4.俳句や和歌などを中心に実践練習。行書きと散らし書きの構成を踏まえ、字間や行間などバランスのとり方を習得。
5.ポチ袋・祝儀袋・年賀状といった伝統的なもののほか、コースター・ランチョンマットなどに書く楽しみ方を紹介。額や軸に仕立てた作品も。
・第1章 書く準備をする
かな書道の道具をそろえる 紙の種類と選び方 筆の種類と使い方 墨の種類と使い方 硯の種類と使い方 姿勢 筆の持ち方 かなの線と筆づかい
・第2章 ひらがな1文字ずつで基本の書き方を身につける
かな書道で書くひらがなのポイント 練習のためのグループ11(単純な線のみで構成 当たって始まる 横画から縦画へ 折り返してカーブ ジグザグ縦 ジグザグ縦+ふくらみ 折れ 折れ+ふくらみ 外形+結び 離れた点画へつなぐ+動き 余白を見る)
・第3章 短い連綿でかならしい表現の基礎を学ぶ
文字をつなげて書く連綿のルール 基本ルール7(字の終わりと始まりを直線でつなぐ 1字目の最終画を書ききらずにつなげる リズムをつけてつなげる 1字目の最終画と2字目の1画目を一体にする 意連 3文字以上の連綿) 連綿でいろは歌を書く
・第4章 有名な詩歌を書く
実践!詩歌を書いてみよう(俳句 和歌 唱歌 詩 古典)
・第5章 生活を彩る作品たち
ポチ袋・祝儀袋 ミニカード 一筆箋 年賀状 暑中見舞い/年賀欠礼 寒中見舞い/残暑見舞い コースター ランチョンマット・箸袋 マグネット しおり 季節の短冊 うちわ 扇面 色紙 半紙
・COLUMN
落款 かな書道用語 書の歴史(唐様と和様 かなの成立)
・STEP UP
かなに調和する漢字の書き方とは? 変体がなって何? 古筆に学ぶ