佐藤優氏が、論壇デビューを果たした2005年から書き綴ったプーチン論を、大幅に加筆・修正して、新たにウクライナ情勢を加筆した渾身のプーチン論を緊急出版。
なぜプーチンは、第三次世界大戦の導火線にもなりかねないウクライナへの侵攻を決断したのか。その理由を彼の行動だけでなく、思想から読み解かなければ、いまの国際情勢を正しく認識することはできない。
外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンに出会っていた著者だからこそ論及できる、プーチンの行動と思想。
第1章 死神ウラジーミル・プーチン
第2章 プーチン 独裁者への系譜
第3章 20年独裁政権構想
第4章 ユーラシア主義という思想
第5章 北方領土交渉
第6章 クリミア併合
第7章 ウクライナ侵攻