|
タイトル |
21世紀のアメリカ資本主義(ニジュウイッセイキノアメリカシホンシュギ) |
|
ITや知的財産に基づく新しい資本蓄積、経済の金融化とバブルの反復、米中「新冷戦」と軍事産業、政治の分断とポピュリズムの台頭……。ダイナミックに変貌を遂げるアメリカ資本主義をトータルに把握する。
序章 本書の対象と課題(平野健)
第1篇 景気循環とマクロ経済構造
第1章 マクロ経済と景気循環(十河利明)
第2章 三度の景気循環と現代アメリカ経済の基本構造(平野健)
第2篇 グローバリゼーションと通商政策
第3章 製造業のグローバル化と国内回帰(井上博)
第4章 バルク農産物市場の再編とアメリカ農産物輸出の現段階(藤本晴久)
第5章 軍事産業基盤の再構築と経済安全保障(山崎文徳)
第3篇 金融とバブル
第6章 住宅の金融化とアメリカ経済(豊福裕二)
第7章 商業銀⾏・銀⾏持株会社(磯谷玲)
第8章 経済の金融化とアメリカ大企業の財務戦略(新祖隆志郎)
第4篇 デジタル化・無形化と新しい資本蓄積
第9章 グローバリゼーションとアメリカIT/エレクトロニクス産業(森原康仁)
第10章 アメリカの税制改革と国際課税(篠田剛)
第11章 新薬研究開発と薬価問題(山口祐司)
第12章 知的財産制度とITサービス産業(西村成弘)
第5篇 労働、貧困、社会運動
第13章 分断されるアメリカ社会と社会運動的労働運動への注目(伊藤大一)
第14章 産業構造の変化とアメリカの小売業(宮崎崇将)
第15章 貧困問題とオバマケア(長谷川千春)
第6篇 政治と政策
第16章 WTO体制から米中新冷戦へ(増田正人)
第17章 現代アメリカの政治構造(河音琢郎)
第18章 新型コロナウイルスに対する財政対策(河音琢郎)
第19章 グリーン・ニューディールとシェール革命(野口義直)